バイクのメンテ写真・動画
チェーンの掃除・給油、クラッチワイヤー注油、どれもエンジンオイル交換と細々とバイクのメンテを続けているのですが、はじめてのメン手で舞い上がってしまっているのか写真撮影や動画で記録に残すことを忘れてました。
今回は渋くなったメインキーのメンテをしましたので写真撮影をしました。
渋くなったメインキーの原因
元々このバイクはメインキーが渋かった様で、バイク屋の納車整備で応急措置をとってたようです。先日より引っかかるようになり、雨上がりの翌日にメインキーが引っかかって
まともに回らなくなってしまいました。鍵穴を良く見るとシャッターがオープン状態で、雨水が容易に侵入しやすくなっているようでした。これが原因でゴミが鍵穴に侵入したのだと思います。
ところで鍵の構造とは、以下の図の通りです。
上記の鍵の図は両面に鍵山が刻まれているバイクのキーとは違いますが基本は一緒です。鍵が渋くなるのは、タンブラーピンなどの摩耗ということもあり得ますが、多くは鍵穴にゴミなどが侵入してタンブラーピンの摩擦が増えて自在に動かなくなっているのでしょう。どうも私のバイクのキーが渋くなったのは、ゴミかなんかでキーが回らなくなっているみたいでした。
渋くなったメインキーのメンテ
メインキーの周りを良くするためには、何らかの方法で鍵穴にゴミを除去しタンブラーピンが自在に動くようになるように潤滑剤を塗布することです。
鍵穴のゴミをバーツクリーナーで除去
鍵穴にパーツクリーナーのノズルを差し込み、ドバドバと噴射・キーを出し入れを繰り返しました。これでゴミが除去できたのか、渋くなって回らなかったメインキーが改善されました。
鍵穴潤滑剤を鍵穴から吹きつける
次は潤滑剤です。KURE-556を鍵穴に吹き付けるのはNGらしいです。KURE-556は油分が残ってゴミやホコリを吸着して鍵がいっそう回らなくなってしまうことがあるらしいです。鍵には鍵穴専用潤滑剤を使う必要があるようです。
シリコンの粉が潤滑剤になるMIWAの鍵穴専用潤滑剤を入手しました。
沢山潤滑剤を噴射しても仕方ないので、一秒ほどプシュと噴射した…
キーの復活
洗浄と潤滑剤塗布でメインキーが復活しました。
対応
鍵穴のシャッターがオープン状態のままです。これは直せないので、粘着力の弱い緑の養生テープを鍵穴に張っておきました。定期的に鍵穴の洗浄と潤滑剤塗布は必要なようだ。